フォルスクラブを手掛けるイー・ラーニング研究所は香港を狙う

歴史的な背景により、香港は中国とは異なる文化が形成されていると言えます。

1997年にイギリスから中国に返還されましたが、それまでの間、民主主義の影響を強く受けており、中国に還ったとは言え、いきなり経済や思想も中国に戻る訳ではありません。

それゆえ、香港は中国の中で特別行政区として扱われ、金融の強い自治体として多くの国から認められています。

 

香港証券取引所は世界でも5指に入るとも言われています。

それゆえ、世界中がこの国に注目して株の売買、および、上場を狙っています。

フォルスクラブというeラーニング教材を手掛ける株式会社イー・ラーニング研究所もまたその一つでした。

今も狙っているかもしれませんが、ベンチャー企業から中堅企業、その他大勢の企業がこの国で上場したいと考えていると思います。

 

香港が人気になっている理由はいくつかありますが、まず、証券取引所の上場条件は取引所ごとに異なります。

「この会社は、この国では上場しにくいが、この国ではしやすい」、といったことがあります。

具体的な例を挙げると、日本ではパチンコなどの会社は上場しにくいです。

しかし、他の国ではそうした業種でも分け隔てなく上場の門戸を開いているところもあります。

文化の違いというのもありますが、場所によって上場のしやすさというものがあるのです。

フォルスクラブは日本国内限定の教材で、香港で知名度を獲得している訳ではありませんが、決して上場しにくいということはないのです。

 

一般的に、上場をするのでしたら、自国の証券会社が一番です。

決して簡単とは言えませんが、外国で上場するよりも条件が緩和されていることが多いからです。

しかし、何事も例外はあります。

海外の方が上場しやすいこともあります。

また、新たな顧客を求めて、海外に視野を向けることもあります。

株式会社イー・ラーニング研究所が上場を果たした際はいずれ、フォルスクラブも世界展開するかもしれませんね。

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